2006年07月10日 (月) 23:59 | 仏画[仏教美術の世界 - Buddhist art -]
愛染明王
愛染明王(あいぜんみょうおう)は、古代インドにおける愛と太陽の神ラーガが仏教に包括されて明王となったもので、弘法大師空海によって日本に伝えられた。仏を信じざる者を力を以てしても仏教に導き救わんとする明王の中で、ひときわ異彩を放つ仏である。
宗盲の衆生が仏を信じない原因の一つに「煩悩・愛欲により浮世のかりそめの楽に心惹かれている」ことがあるが、愛染明王は
煩悩と愛欲は人間の本能でありこれを断ずることは出来ない
むしろこの本能そのものを向上心に変換して仏道を歩ませる
とする功徳を持っている。
愛染明王は一面六臂の身体で他の明王と同じく憤怒相であり、頭にはどのような苦難にも挫折しない強さを象徴する獅子の冠をかぶり、叡知を収めた宝瓶(宝の壺)の上に咲いた蓮の華の上に結跏趺坐で座るという、大変特徴ある姿をしている。
もともと愛と太陽を表現した神であるためその身体は真っ赤であり、後背に日輪を背負って表現されることが多い。 また天に向かって弓を引く容姿で描かれた姿(高野山に伝えられる「天弓愛染明王像」等)や、双頭など異形の容姿で描かれた絵図も現存する。
愛染明王信仰はその名が示すとおり「恋愛・縁結び・家庭円満」などをつかさどる仏として古くから行われており、また「愛染=藍染」と解釈し、染物・織物職人の守護神としても信仰されている。さらに愛欲を否定しないことから、古くは遊女、現在では水商売の女性の信仰対象にもなっている。
日蓮系各派の本尊(曼荼羅)にも愛染明王が書かれているが、空海によって伝えられた密教の仏であることから日蓮以来代々梵字で書かれている。
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TB失礼します。ブログ記事とても参考になりました。「愛染明王」の関連記事に逆TBさせて頂きます。またお邪魔させて頂きますので、今後とも宜しくお願いします。
2006/10/16(月) 18:51 | 縁結び!クチコミ情報局



→ 美佳 (01/21)